2023/06/24
雨漏りとは、雨が降っているとき、家・店舗・倉庫などの建築物の中へ、雨水が滴り落ちて来る現象のことです。多くの場合、その原因は、屋根にあります。例えば、棟板金が浮いている、スレートにヒビが入っている、漆喰が崩れている、瓦が欠損していたりズレて位置が変わっていたりする、谷樋に穴が開いている、などです。屋根以外では、天窓やトップライトも雨漏りの恐れがあります。
また、古い屋根は、その材質いかんに関わらず、経年劣化による雨漏りの危険性が高くなります。自分でできる対処法としては、排水口をきれいに掃除する、屋根にブルーシートを広げて応急処置を施す、防水アルミテープを貼る、シリコンで補修する、などがあります。しかし、これらには二つの欠点があります。ひとつは、これらはあくまで一時しのぎにしかならず、しばらくすると再び雨漏りが始まってしまうということです。
もうひとつは、どうしても高所での作業になるため、かなりの危険性が伴うということです。従って、雨漏り修理は、業者に頼んで、プロの知識と技術で修繕してもらうのがベストです。今は、インターネットで、日本全国の受付に対応しているサイトもたくさんあります。料金の目安は、おおよそ1万円から20万円ほどですが、場合によっては100万円以上かかることもありますので、事前に見積もりを行うと良いでしょう。
ただし、火災保険の「風災・ヒョウ災・雪災」補償が適用される場合もあります。そうなると実質無料で済ませることができますので、業者に発注する前に、よく調べてみることをおすすめします。