2023/06/24
雨漏りの修理に関しては、主なものとしては、屋根の補修や葺替え、壁の取合いや軒などの雨仕舞の修理、シーリングや防水工事などがあり、通常、業者に依頼をすることで行うことになります。修理は軽微なものであれば自分でも行うことができ、方法としてはシーリングがあります。屋根面などでは雨漏り箇所を特定して行うことになり、外壁の場合には古いシーリングを撤去してから打直しをすることになります。屋根面の場合には、通常、施す箇所が均一でないことからそのままシーリングをすることになり、この場合、あくまでも応急処置であることを認識しておく必要があります。
外壁面の場合には手順を踏むことで専門業者と同じように行うことができます。ただし、打直しの長さが長い場合や高所の場合には安全面や効率化の面からも足場を設けてから行うのがベストとなります。考慮が必要な点としては、まず、古いシーリングの撤去があり、この場合、非常に手間がかかることになります。撤去用の用具も市販はされていますが実際手の方がきれいに撤去をすることができ、長さがある場合には時間がかかることを理解しておく必要があります。
次に、マスキングがあります。打直しでは廻りにシーリングが付かないようにマスキングテープを張る必要がありますが、きれいに仕上げるには大事な工程になります。プライマー処理も忘れずに行う必要があり、処理をしない場合にはシーリングが定着しなくなり、修理をしてもまた雨漏りをしてしまうために注意が必要です。シーリングで雨漏り補修を自分で行う場合には、ホームセンターからカートリッジタイプを購入することになりますが、専門業者が現場で材料を現場で作るのとは違い、思いのほか本数が必要になります。
メーター数がある場合には、事前に数量を割り出し、準備を整えてから作業を進める必要があります。